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2013年11月の2件の記事

2013年11月22日 (金)

【ArtStudio解説 第20回】 フィルタメニュー① ぼかしとシャープネス

女生徒A 「ゆかりの絵って、地味ね~」
女生徒B 「色彩感覚がゼロなのよ」
ゆかり 「そんな…」
先輩 「ゆかりちゃん」
ゆかり 「先輩!」
先輩 「こんな地味な絵を描く人とは付き合えないよ」
ゆかり 「え!?」
先輩 「さよなら…」
ゆかり 「先輩! 待って! がんばって綺麗な絵を描けるようになるから!」
女生徒B 「がんばってね~」
女生徒A 「ムリムリ!」
ゆかり 「先輩ーーー!」
先輩 「…」
Yukari08 「いやあああーーー!」
 
 
 
司令 「…」
デビルミク 「司令…まさか…」
司令 「ぎく!」
デビルミク 「今度は自分が変装して、ミクにお絵描きを教えてもらおうと思っているのでは?」
司令 「わ、悪いか?」
リアルkazm 「悪いとかそういう問題ではないような…」
ゆかり 「司令、私にお任せください」
司令 「おお、ゆかり!」
リアルkazm 「…!」
デビルミク 「今日は何か気合が入ってるような…」
ゆかり 「ミクからお絵描きを教えてもらうなら、以前侵入に成功した私が適任ですわ!」
リアルkazm 「確かにそうですな」
司令 「よし、結月ゆかりよ、出撃だ! ミクちゃんからお絵描きを教えてもらうのだ!」
ゆかり 「お任せあれ♪ それでは、行ってまいります!」
 
<テクテクテク
 
<ガチャ バターン
 
デビルミク 「…何か変ね」
リアルkazm 「はてさて、どうなることやら…」
 
 
 
ミク 「はい、今日はいよいよ、フィルタメニューの解説にいっちゃいます!」
リン 「『フィルタメニュー』ってなんだ?」
メカミク 「カイタ イラストニ トクシュナ コウカヲ カケルコトガデキル キノウデスネ」
 
20131121_22_51_18
 
kazm 「はわわ…機能がたくさんあるのだ…」
ミク 「そうですね、ですのでこの機能は何回かに分けて解説する必要があると思ってます。まずは…」
 
<ピンポーン
 
リン 「あ、誰かきたぞ」
ミク 「はーい、開いてますよ!」
ゆかり 「こんにちは♪」
kazm 「あ、こないだの…」
ゆかり 「お久しぶり、ゆかりですわ♪ 今日は皆さんのためにシフォンケーキを焼いてきましたの!」
ミク 「まあ素敵! せっかくですから、どうぞお上がりくださいな」
ゆかり 「お邪魔します♪」
メカミク 「…タイミングガ ヨスギデスネ」
リン 「気のせいじゃねーの?」
 
 
 
ミク 「はい、今日は『Blur』(ぼかし)と『Sharpen』の2点についてです!」
 
20131121_23_04_02
 
リン 「線を鮮明にしたり、ぼやかしたりする機能なんだろ?」
ミク 「そうね、たとえばこんなイラストがあるとします」
 
20131121_23_30_31_1
 
ゆかり 「まあ、かわいいイラストね」
ミク 「ところが拡大すると…」
 
20131121_23_30_37
 
kazm 「はわわ… 線がギザギザなのだ」
メカミク 「ドットガ メダッテ イマスネ」
ミク 「普通に線を引いたり、範囲選択して塗りつぶしをしたりすると、どうしてもこうなっちゃうのよね」
ゆかり 「デジタルの限界ってことなのかしら」
ミク 「なので、ブラーを使ってみます!」
 
20131121_23_30_32_1 
 
20131121_23_30_31
 
リン 「お、境界が滑らかになったぞ!」
ゆかり 「でも、なんかこれじゃ全体的にボヤッとしてしまったような…」
ミク 「ブラーを使うと、シャープさは失われてしまいますね」
メカミク 「ハッキリサセタイトコロハ ノコシテオキタイデスネ」
ミク 「そういうときは、こちらのBlurツールで!」
 
20131121_23_30_29
 
20131121_23_30_34_1
 
kazm 「なるほど、ピンポイントでぼかしができるのだな」
ミク 「注意点としては、あんまりぼかし過ぎると、透明な感じになっちゃうことかしら? こんなふうに、ぼかしすぎると裏が透けちゃったりします」
 
20131121_23_30_30_1
 
 
20131123_22_58_35_hdr
 
リン 「なるほどなー」
ミク 「他のブラーについては以下に解説しますね! ささっと。」
 
[Gaussian Blur] ぼかし度合いを自由に調節できるブラーです。
20131121_23_30_30
 
[Motion Blur] 動く感じにブラーをかけます。角度を変えられますよ!
20131121_23_30_35_1
 
[Rdial Blur] 回転する感じのブラーです。回転の中心は変更できます。
20131121_23_30_32_2
 
[Zoom Blur] 飛び出す感じのブラーです。これも、中心を変更できます。最大にするとすごいですよ!
20131121_23_30_29_1
 
[Pixelize] ドット絵みたいにぼかします。
20131121_23_30_35
 
ゆかり 「(ぼかし、か…)」
ゆかり 「(そう、私もピンボケの絵だなんて、言われてたな…)」
リン 「…? どうしたんだよ?」
ゆかり 「い、いえ、何でもありませんわ!」
 
 
 
ミク 「続いては、『Sharpen』ですね!」
リン 「1回描いたものをシャープにするってどういう理屈なんだよ」
ミク 「色の差分を見て、境界かどうかを判定してますね。その境界を強調するのがシャープです。一般的は『アンシャープマスク』がよく使われますね」
kazm 「シャープにするのにアンシャープとは、何のことやら…」
ミク 「色の差分を検出するために、1回ぼかしを入れるからなのよ。
では、実際に使ってみますね!」
 
20131121_23_53_57 
 
20131121_23_56_38
 
 
20131121_23_53_56
 
ゆかり 「わわわ、すごい!」
ミク 「画面で見る時はよくても、紙に印刷をする時に線が見えなくなっちゃうことって、よくあるのよね。そんなときはこれを1発かけてあげるといいですよ」
リン 「もう1つのシャープの方は?」
ミク 「こちらはもうちょっとシンプルにシャープさを調節できる機能ですね」
 
20131121_23_53_57_1
 
メカミク 「アンシャープマスクダト コウカガ ツヨイト カンジタトキニ ツカウトイイデスネ」
ミク 「どちらを使うにしろ、あまりかけすぎると、普通に描いた線と比べて違和感が出てしまいますから、かけるのなら個別のレイヤーではなく、マージしたキャンパス全体にかけるといいですね。
ちなみに範囲選択した部分だけにもできますよ!」
 
20131121_23_53_58 
 
20131121_23_53_56_1 
 
 
ゆかり 「…」
ゆかり 「ミクさん、ミクさん」
ミク 「はい、なんですか?」
ゆかり 「わたしの絵にその効果をかけたらどうなるのかしら?」
 
20131123_14_45_22
 
リン 「そのままでも充分だと思うけど…」
ミク 「うん、その絵はシャープにすると逆効果だと思いますよ。やってみるのは全然構いませんが…」
kazm 「何やらはっきりしない地味な絵だし…」
ミク 「こら、kazmさん! …ゆかりさん、そんなことないですよ~」
ゆかり 「…」
ゆかり 「…」
 
<ブワッ
 
Yukari07 「地味って、言ったわね…」
リン 「わわわわ」
ミク 「ゆゆゆゆかりさん、どうしたの!?」
Yukari07 「そうよ、私の絵は地味なの!」
 
<グズグズグズ
 
ミク 「kazmさん、早く謝って!」
kazm 「ごめんなさい」
リン 「…顔が謝ってねーよな」
ゆかり 「っ…!」
ミク 「ゆかりさん…」
kazm 「はわわ、サングラスをかけたのだ…」
ゆかり 「ミク、わたしの絵を派手になさい!」
ミク 「え? え?」
メカミク 「キュウニ クチョウガ カワリマシタネ」
kazm 「そんな、無理なのだ…」
ゆかり 「いいからやるのよ! あなたならできるんでしょ!?」
ミク 「…」
ゆかり 「やりなさいよ!」
リン 「…」
ミク 「…」
ゆかり 「そうでないと、私はまたひとりぼっち…」
ミク 「…!」
 
 
 
ミク 「ゆかりさん、それは違うわ」
ゆかり 「ミク…?」
ミク 「絵はコミュニケーションの手段です。誰かに気持ちを伝えるために描くんです。外面ばかり派手にしたって、伝える気持ちの量は変わらないし、逆に減ることにさえなるわ」
ゆかり 「…」
メカミク 「テキドナ エフェクトハ エヲ ヨリ ステキニ ミセマスガ、『エフェクト』ホンライノ イミヲ ハキチガエテハ イケマセンネ」
リン 「描いた絵を違った角度で見せるのが『エフェクト』であって、もともとの個性を無くしてしまうものではないんだろうな~」
ゆかり 「…」
ゆかり 「ミクさん、私帰ることにします。少し、1人になりたいんです。」
メカミク 「ソレガイイカモ シレマセンネ」
ミク 「ゆかりさん、また来てくださいね。私たちでよければ、いつでも相談に乗るから…」
ゆかり 「(敵の情けは、いらない…!)」
 
<スッ
 
kazm 「あ、いなくなってしまったのだ!」
ミク 「(ゆかりさん…!)」
 
 
 
ゆかり 「…ただいまですわ」
デビルミク 「あら、おかえり。今、あんたが昔に描いた絵を見つけて、みんなで見てたところよ」
ゆかり 「え、ええええー!」
司令 「ほうほうほう」
リアルkazm 「ふむふむふむ」
ゆかり 「は、早くしまってください! そんな地味な絵…」
リアルkazm 「実に繊細で優しい線ですな」
戦闘員A 「見ていると心があったまります~」
ゆかり 「え?」
デビルミク 「うまいじゃない。というか、そんなの関係なしに、見る人の心をあっためる絵ね。
あんた、なんで『悪のイラストビギナー軍団』なんかにいるの?」
ゆかり 「…」
ゆかり 「それは…」
 
 
 
ミク (絵は、誰かに気持ちを伝えるために描くんです)
 
 
 
ゆかり 「ミク…今日は大変な技を盗ませてもらいましたわ」
デビルミク 「?」
ゆかり 「これからも、悪のイラストビギナーとして頑張っていく所存…!
皆さんよろしくお願いします!」
デビルミク 「…何よこの展開」
ゆかり 「司令、締めの一言をお願いしますわ♪」
司令 「???」
リアルkazm 「ほら、いつもミクさんがやってるやつ」
司令 「ああ、あれか」
ゆかり 「いきますわよ!
次回をまた楽しみにしていてください~ せーの、」
司令リアルkazmゆかりデビルミク戦闘員A戦闘員B
 シーユーアゲイン♪
 
 
 
ゆかり 「♪」

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2013年11月 2日 (土)

【ArtStudio解説 番外6】 iPad Airを使ってみよう!

― 11月1日 午前10時 都内某所・悪のイラストビギナー軍団本部 ―
 
ゆかり 「みなさーん♪ iPad Airを買ってきましたわよ!」
司令 「おお、ゆかり! でかしたぞ!」
リアルkazm 「そういえば今日発売でしたな」
デビルミク 「こんなに早くどこで買ってきたのよ。並んだの?」
ゆかり 「家電量販店ですわ♪
朝から皆さん並んでいて、お疲れのようでしたから、アイスコーヒーを差し入れましたの。そしたら皆さんどこかへ行ってしまって、気がついたら行列の先頭にいたのですわ」
リアルkazm「(…耐えきれずにトイレに行ったのですな)」
デビルミク 「(まー策士ね~)」
司令 「ふむ、これがiPad Airなのだな…」
 
20131102_21_07_00
 
デビルミク 「だいぶ枠が細くなったわね。それにすっごく薄く見えるわ」
ゆかり 「ちょっと持ってみていただけますか?」
司令 「…?」
司令 「おお、軽い!」
ゆかり 「驚きまして? これがiPad Airの最大の特徴ですの。なんと第四世代iPadから比べて200グラムも軽くなったのですわ」
リアルkazm 「お絵描きもしてみましょう」
司令 <サッサッ
 
20131102_21_15_22
 
司令 「おお、すいすい描ける!」
ゆかり 「最新のA7チップですから、処理速度はiPad4に比べて2倍、iPad miniに比べると5倍なのですわ! このブログの管理人が実験結果をうpしてますよ!」
 
 
リアルkazm 「これはすごい」
デビルミク 「へえ~ これなら私たちも、お絵描きが上手になりそうね!」
リアルkazm 「関係ないと思いますが…」
司令 「素晴らしい! もう一回持たせてくれたまえ!」
ゆかり 「どうぞ♪」
司令 「おお、軽い、軽い!」
リアルkazm 「あまり乱暴に扱わない方が…」
司令 「何を言うか! ほーれ! 放り上げても大丈夫!」
 
<ヒョイー
 
デビルミク 「あ! そっちは窓!」
司令 「て、手元が狂ってしまった!」
 
<ガシャン パリーン
 
<ヒュイーン
 
<…
 
リアルkazm 「飛んでいってしまいましたな…」
デビルミク 「…」
ゆかり 「…司令、どういうことですの?」
司令 「まあ…そのなんだ…」
司令 「これぞ、まさにiPad Air…!!」
リアルkazm 「…。」
ゆかり 「(なんて残念な司令…!)」
デビルミク 「(春になったら実家に帰ることにするわ…)」
 
 
 
kazm 「気持のいい金曜日の朝だなあ」
kazm 「散歩は楽しいのだ!」
 
<ヒュイーン
 
kazm 「? 空から何か飛んでくるような…」
 
20131102_21_50_34_2
 
<ヒュルルルルルルルル
 
 
 
 
ガイーン
 
kazm 「ギャー」

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